犬のワクチンアレルギーの原因と症状、対処法|牛アレルギーとの関係性も

犬のワクチンアレルギーとは

ワクチンに含まれる成分に体が過剰反応してしまい、さまざまな症状が出ることを指します。

ワクチンアレルギーの具体的な発生率はわかっていませんが、過去の文献によると「ワクチン接種を受けた犬のうち、アレルギー反応が出たのは10,000頭中約30頭」と報告されています。

 

ワクチンアレルギーの種類

アレルギー反応

  • 顔が腫れる(ムーンフェイス)
  • じんましん
  • かゆみ
  • 発熱
  • 下痢

ワクチン接種後、数時間~数日以内に発症します。

我が家の犬の場合、接種後約2時間で目の上がパンパンに腫れてきました。

アナフィラキシー反応

  • 嘔吐
  • 息苦しさ
  • 痙攣
  • めまい
  • 呼吸困難
  • 昏睡
  • 虚脱

アナフィラキシー反応は、ワクチン接種後30分以内に出ることが多いです。

命にかかわる可能性があるため、すぐに動物病院で治療を受けましょう。

ダックスフンドはワクチンアレルギーを起こしやすい

ダックスはワクチンアレルギーを起こしやすい犬種といわれています

小規模な調査によると、ワクチンアレルギーを起こした犬の36.5%はダックスフンドだったのだとか。

その他、トイプードルやチワワなどの小型犬も、ワクチンアレルギーのリスクが高いといわれています。

※ただし、ワクチンでアレルギーが起こる確率はムーンフェイスなどのアレルギー反応が0.4%、アナフィラキシーは0.1%と、全体で見ればかなり少ない

ワクチンアレルギーの原因は?

ワクチンアレルギーは、ワクチン中に含まれる牛由来の成分が原因で起こります。

【牛胎子血清・牛血清アルブミン・ゼラチン、カゼインなど】

これらの成分はワクチンを作るために必要なもので、動物用ワクチンの多くに使われています。

牛アレルギーの犬はワクチンアレルギーにも注意

犬が牛乳・牛肉アレルギーである場合、ワクチンを異物とみなして副反応が出るリスクが高くなります。

ワクチンアレルギーを発症す犬を検査すると、牛肉に対する抗体が陽性になる場合が多い

ワクチンアレルギーの対処法3つ

  1. 事前にアレルギーを抑える注射を接種
  2. 接種の数日前からアレルギーを抑える薬を服用
  3. 抗体価測定を活用して、接種の頻度をなるべく減らす

獣医師の判断によっては「接種免除証明書」を発行してもらえる場合もあります。

また、最近は低アレルゲンワクチンというものも流通されています。

低アレルゲンワクチンは牛由来の成分量を少なく、というコンセプトで作られているもの。

知名度はまだ少ないですが、動物病院によっては導入しているところもあるので聞いてみるのも一つの方法です。

 

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