せっかくペット保険に入っても、いざという時に使えなければ意味がありません。
同じ病気でも、保険会社によって「保障される・されない」が変わってくることもあるので、加入前はよく確認しましょう。
今回は、ペット保険で補償対象外になりがちな異物誤飲と膝蓋骨脱臼を取り上げ、各保険会社の対応についてリサーチしてみました。
保険会社によって保障の範囲は異なる
まず知っておきたいのが、ペット保険の保障範囲は保険会社ごとに決まっているということ。
それぞれ「対象の病気・対象外の病気」を定めているので、どの保険会社でも同じように保証されるわけではありません。
また、加入時のペットの健康状態を考慮し、部位不担保(保障対象にならない部位)や特定疾病(保障されない疾病)が付くこともあります。
安いペット保険は更新時に部位不担保が付きやすい
あくまで傾向ですが、保険料が安いペット保険は更新時に部位不担保等が付きやすいといえます。
たとえば
- 皮膚病で何度か通院した→更新時に「皮膚病は保障対象外」という条件がつく
- 白内障で定期的な通院が必要だった→更新時に「白内障治療は保障対象外」という条件がつく
保険会社も商売なので、安い保険料を維持するには条件を付けるしかなく、こうした対応をされることも多いです。
でも、飼い主さんとしては納得できないですし、いざ条件が付けられると「入る時は平気だったのに騙された!」と思ってしまいますよね。
▼さちかわおすすめのペット保険
異物誤飲と膝蓋骨脱臼は保障対象外のペット保険が多い
異物誤飲
その名の通り、食べ物ではない「異物」を誤って飲み込んでしまうことです。
遊んでいる拍子にボールやヒモを飲み込んでしまったり、盗み食いをした時に串の破片を飲み込んでしまうなど、状況は様々。
いたずら盛りの子犬で発生リスクが高いこと、飼い主の不注意によって起こったトラブルともいえるため、保障外の保険会社が多いです。
膝蓋骨脱臼
飼い主の不注意や故意とされてしまった場合は保険金が下りないた
異物誤飲の治療費を保障してくれるペット保険って?
- アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ・どうぶつ健保しにあ」
- ペット&ファミリー「げんきナンバーわん」
- アイペット損害保険「うちの子」
- ペットメディカルサポート「PS保険」
- アクサダイレクト「いぬのきもち」
- ガーデン「いぬとねこの保険」
- SBIプリズム少額短期保険「プリズムコール」
- FPC「FPCフリーペットほけん」
膝蓋骨脱臼は先天性でなければ保障してくれる?
ただし、保険の対象になる膝蓋骨脱臼は、契約後にはじめて発症したものだけなので、覚えておいてくださいね。
- アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」
- ペットメディカルサポート「PS保険」
- FPC「FPCフリーペットほけん」
- アイペット「うちの子」
- ペットライフジャパン「ペットライフ健保」
大手のペット保険会社なら保障対象が広くて安心
怪我や病気自体の心配に加えて、
まとめ
ペット保険とひとくちにいっても、保障範囲の広さはそれぞれ違います。
幅広い怪我・病気を保障してほしい!と思うなら、はじめから保障範囲の広いペット保険を選んでおくのがベスト。
入ってから後悔することのないよう、それぞれの保険会社の保障範囲は念入りにリサーチしておいてくださいね!