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ペット保険は異物誤飲や膝蓋骨脱臼も対象になる?入ってはいけないペット保険の特徴とは

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ペット保険を決める時に重要なことってなんだろう?保険料の安さとか?
 
さちかわ
うーん。重要なポイントは色々ありますが、まず重要視して欲しいのは「保障範囲の広さ」ですね。

 

せっかくペット保険に入っても、いざという時に使えなければ意味がありません。

同じ病気でも、保険会社によって「保障される・されない」が変わってくることもあるので、加入前はよく確認しましょう。

今回は、ペット保険で補償対象外になりがちな異物誤飲と膝蓋骨脱臼を取り上げ、各保険会社の対応についてリサーチしてみました。

 

目次

保険会社によって保障の範囲は異なる

まず知っておきたいのが、ペット保険の保障範囲は保険会社ごとに決まっているということ。

それぞれ「対象の病気・対象外の病気」を定めているので、どの保険会社でも同じように保証されるわけではありません。

また、加入時のペットの健康状態を考慮し、部位不担保(保障対象にならない部位)や特定疾病(保障されない疾病)が付くこともあります。

 

安いペット保険は更新時に部位不担保が付きやすい

あくまで傾向ですが、保険料が安いペット保険は更新時に部位不担保等が付きやすいといえます。

たとえば

  • 皮膚病で何度か通院した→更新時に「皮膚病は保障対象外」という条件がつく
  • 白内障で定期的な通院が必要だった→更新時に「白内障治療は保障対象外」という条件がつく

保険会社も商売なので、安い保険料を維持するには条件を付けるしかなく、こうした対応をされることも多いです。

でも、飼い主さんとしては納得できないですし、いざ条件が付けられると「入る時は平気だったのに騙された!」と思ってしまいますよね。

 

 
さちかわ
入ってから後悔しないためにも、ペット保険は更新時の部位不担保などが付かない保険を選びましょう!

 

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異物誤飲と膝蓋骨脱臼は保障対象外のペット保険が多い

 
さちかわ
さて次に覚えておきたいのは、保険会社ごとの免責をチェックすべきということです。
 
ペット保険には、免責という「治療をしても保険金が下りないとハッキリ決まっている項目」があります。
免責対象になる怪我や病気はペット保険によって違いますが、けっこうな確率でNGなのは「異物誤飲」と「膝蓋骨脱臼」です
これらのトラブルは若い犬猫に多く、できれば保障してほしいと思う飼い主さんも多いのに…けっこう不便ですよね。
 

異物誤飲

その名の通り、食べ物ではない「異物」を誤って飲み込んでしまうことです。

遊んでいる拍子にボールやヒモを飲み込んでしまったり、盗み食いをした時に串の破片を飲み込んでしまうなど、状況は様々。

いたずら盛りの子犬で発生リスクが高いこと、飼い主の不注意によって起こったトラブルともいえるため、保障外の保険会社が多いです。

 

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼とは、文字通り「ひざ関節の骨がなんらかの原因で脱臼してしまう病気」のことです。
生まれつき膝蓋骨の溝が浅かったり、骨の形がいびつだったりすると発症しやすいのですが、まれに骨折などで起こることも。
先天性の場合、ペット保険加入時に「特定疾病」として保障対象外になるケースがほとんどで、保険は使えません。
 
特に異物誤飲に関しては、保険会社のサイトやパンフレット上でもグレーになっていることが多々あります。
飼い主の不注意や故意とされてしまった場合は保険金が下りないため、明確に記していないペット保険はちょっと不安ですね。
 

異物誤飲の治療費を保障してくれるペット保険って?

異物誤飲による処置や手術などの費用を保障してくれるかどうかは、免責事項を確認すれば分かります。
同じ保険会社でも、プランによっては対象外のパターンがあったり、手術は不可などの場合もあるので注意しましょう。
以下は、保障対象として「異物誤飲」がしっかりと明記されているペット保険会社です。
 
異物誤飲を保障してくれるペット保険
  • アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ・どうぶつ健保しにあ」
  • ペット&ファミリー「げんきナンバーわん」
  • アイペット損害保険「うちの子」
 
 
さちかわ
続いて、補償項目には書いてないけれど、保険金支払い例には異物誤飲が載っている保険会社はこちら。
 
支払い例には記載されているペット保険
  • ペットメディカルサポート「PS保険」
  • アクサダイレクト「いぬのきもち」
  • ガーデン「いぬとねこの保険」
  • SBIプリズム少額短期保険「プリズムコール」
  • FPC「FPCフリーペットほけん」
 
支払い例に記載のあるこれらのペット保険は、いわゆる異物誤飲にたいする保障がグレーな保険」です。
いざという時に保険金が下りない!というのはなんとしても避けたいので、申し込み前はあらかじめ電話で問い合わせておきましょう。
 

膝蓋骨脱臼は先天性でなければ保障してくれる?

先天性の膝蓋骨脱臼は保障の対象外ですが、後天性であればペット保険を使うことはできるのでしょうか?
多くのペット保険会社では「突発的な事故による後天的な膝蓋骨脱臼は保障の対象」としており、保険を使うことができます。

ただし、保険の対象になる膝蓋骨脱臼は、契約後にはじめて発症したものだけなので、覚えておいてくださいね。

 

 
さちかわ
膝蓋骨脱臼のほとんどは先天性のもので、発症するのは主にチワワやトイプードルなどの小型犬です。
 
後天性の膝蓋骨脱臼が保障されるペット保険
  • アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」
  • ペットメディカルサポート「PS保険」
  • FPC「FPCフリーペットほけん」
  • アイペット「うちの子」
  • ペットライフジャパン「ペットライフ健保」

 

大手のペット保険会社なら保障対象が広くて安心

 
ペット保険の数がありすぎて、結局どれがいいのか分からなくなったんだけど…
その気持ち、よく分かります。なにがなんだか分からなくなってしまいますよね。
そこでワンポイントアドバイス。ペット保険に入るなら、保障対象ができるだけ広い商品に入ったほうがなにかと安心です。

怪我や病気自体の心配に加えて、保険が下りるかどうかまで不安になるのは、精神的にしんどいですからね。

 

 
さちかわ
その点、大手の保険会社は免責事項があまり細かくなく、保障対象の疾患が多いという特徴があります。
 
特にアニコムとアイペットは知名度も高く、窓口精算できる動物病院が多いのも嬉しいポイントです。
特に膝蓋骨脱臼は、小型犬ならいつ発症してもおかしくないような疾患なので、できれば早めに加入しておきましょう。
 

まとめ

ペット保険とひとくちにいっても、保障範囲の広さはそれぞれ違います。

幅広い怪我・病気を保障してほしい!と思うなら、はじめから保障範囲の広いペット保険を選んでおくのがベスト。

 

 
さちかわ

入ってから後悔することのないよう、それぞれの保険会社の保障範囲は念入りにリサーチしておいてくださいね!

 

 

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この記事を書いた人

偏食・食物アレルギー・怖がりのミニチュアダックス(♀)と生活中!犬の管理栄養士、トリマー、動物ケアスタッフ(アニマルヘルステクニシャン)の資格保有♪手作りご飯やフレッシュフードの比較サイトも運営してます。

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