ペット保険に入りたいけど、うちの子の年齢が分からない…。正確な年齢は必要?
生まれた子犬を里親として譲り受けたり、 野良猫を保護したりした場合、正確な年齢が分からないことも多いですよね。
そこで今回は、ペットの年齢が分からない状態でもペット保険に入ることはできるのか、分かりやすく解説していきたいと思います。
目次
正確な誕生日がわからなくても大丈夫
結論からいうと、ペットの正確な誕生日が分からなくても、ペット保険への加入はできます。
すべてのペット保険では、ペットの年齢がはっきりわからなくても、推測年齢で加入することができます。
ただし、保険会社によっては、大体の 年齢を動物病院で確認してもらったことを記入する欄があるので、あらかじめ確認しておきましょう。
動物病院で働く獣医師や動物看護師であれば、 その動物の体の状態から、おおよその年齢を推測することができます。
明らかな年齢詐称は告知義務違反になり、いざというときに保険が使えない・強制解除になってしまうこともあるので、注意してくださいね。
動物の年齢の調べ方って?
犬の場合:歯と目から判断する
犬の歯は、 歳をとるとともに犬歯の先が丸くなっていくという特徴があります 。
食べていたフードやおやつによって多少の違いはありますが、歯の鋭さは年齢とともに失われていくので、見れば大体の年齢が分かります。
また、 若い頃はまっしろだった歯も次第に黄色みが出るようになり、 歯石の沈着も目立つようになってきます。
その他、犬の年齢を見極めるには、目の色をチェックします。
人間の白内障と同じように、 犬も加齢によって目の水晶体が白く濁っていくので、目の濁り具合を確認しましょう。
まれに、 遺伝性の白内障で若いうちから濁ってしまうわんちゃんもいますが 、基本的に目が白く濁っている場合はシニア期に入っていると考えて良いでしょう。
猫の場合:歯茎と爪の厚さから判断する
猫の場合、犬ほど犬歯が摩耗することはありませんが、 歯石の沈着は同じようにあります。
歯石が沈着すると猫の口腔内には炎症が起こるため、 シニア猫の場合は常に歯茎が赤くなっていることも。
3歳以上の猫の半分は歯肉炎を発症しているといわれるほど、
また、猫といえば硬いもので爪をガリガリする「爪とぎ」ですが、 シニアになるほど面倒がってやらなくなります。
その結果、歳をとるほど猫の爪はだんだんと厚くなり、はがれにくくなっていきます。
猫の爪は、鉛筆のキャップのように何層にも重なった形状をしています。通常、猫の爪は一定の長さまでしか伸びないはずですが、 爪とぎをさぼりがちなシニア猫は爪が伸びて厚くなります。
ペット保険の新規加入には年齢上限がある
ペット保険では新規加入に年齢の上限を設けているところがほとんどです。
そのため、一定の年齢を超えてしまうと新規での保険加入ができなくなり、他社の商品を選ぶしかありません。
ほとんどのペット保険は、シニア期にさしかかる頃である「8歳前後」で新規加入を締め切っています。
現在加入されているペット保険は何歳まで継続可能か、乗り換えを検討している保険は何歳まで新規加入できるのか、まずは各社の説明をよく読んでみましょう。
まとめ
ペットの正確な年齢が分からなくても、ペット保険に加入することは可能です。
明らかにサバを読むのは虚偽の報告になってしまいますが、
ペット保険に加入するなら早いうちに。申し込み前は、年齢上限をはじめ、加入条件をしっかりとリサーチしておきましょうね。
ペット保険ならアニコムがおすすめ!動物看護師がアニコムを勧める理由とアニコムの特徴を解説
さちかわ 数あるペット保険のうち、私がもっともおすすめするのはアニコムの保険です。 今回は、動物看護師として実際の現場で働いていた私が、アニコムをおすすめ...